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Posted by みやchan運営事務局 at

Blog「処々起承転撮」古事記・日本書紀:記事…10,11,12

2018年05月26日

- 別Blog「処々起承転撮」で趣味の「写真」と「音楽」について書いている。
- 撮りためた写真の中から一枚、そこに思い浮かんだ音楽(曲)とのセット「写真∽音楽」で記事にしているもの。
- 時には真面目に、時には洒落で、好きな写真と好きな音楽でひとり丁々発止とでも言ってよい。
-  ・・・
- いつしか、それらの中に「古事記・日本書紀」絡みの記事も増えてきたので、
- 整理がてらこの場にリストアップを、一回につき3記事づつ拾っていきたいと考えている。


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10 ■ ShoSyoShuSyuSha 061:Green Green / 青年は荒野をめざす

 
 ●「処々起承転撮」- ShoSyoShuSyuSha 061:Green Green / 青年は荒野をめざす ※クリックで当該ページへ

■ 写真は「法(ノリ)で造成されている稲田」

稲を抱えて降臨してきたニニギノミコト。その地を「高千穂」と言う。
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何故、天孫降臨の地を「高千穂」と言うのだろう?探ってみると、「千(多いの意)の稲穂」にニニギの尊さを表す「高」を添えて「高千穂」としたとか、稲を高く積み上げた所の意味で「高千穂」とかの説明を見る。が、「千穂」はともかく、「高」の意味はそんなものなのか? 然らば、である。海沿いで営まれていた稲作が品種の変化、そして灌漑技術の発展もあって内陸の高地へ高地へと移動していった故の「高千穂」。これが私の結論だ。

■ 曲は「The New Christy Minstrels - Green Green」「ザ・フォーク クルセダーズ - 青年は荒野をめざす」

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11 ■ ShoSyoShuSyuSha 063:Immingrant Song / The Battle Of Evermore

 
 ●「処々起承転撮」- ShoSyoShuSyuSha 063:Immingrant Song / The Battle Of Evermore 
  ※クリックで当該ページへ


■ 写真は「鹿児島神宮」

鹿児島神宮が面白いのは、勅使殿に「正八幡宮」の額が堂々と掲げられていることだ。
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4世紀の後半に「秦氏」が日本に渡来してくる。住んだのは豊前の地だ。そこで為された神仏習合、八幡神が生まれる。その総本山は宇佐神宮。ところが、その地で「秦氏」の力は徐々に削がれて行き…。そんな中で氏の一集団が隼人の地へ移り住んだ。「八幡神」は我々のものだ。そんな「秦氏」の渡来から隼人への移住に潜む言い知れぬ想いを、ツェッペリンは見事に歌にして見せた。

■ 曲は「Led Zeppelin - Immigrant Song」「Led Zeppelin - The Battle of Evermore」

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12 ■ ShoSyoShuSyuSha 064:Put It Where You Want It

 
 ●「処々起承転撮」- ShoSyoShuSyuSha 064:Put It Where You Want It ※クリックで当該ページへ


■ 写真は「 ”君の名は。” の一場面」(嘘)

「 君の名は。」でキーワードになっていた「むすび」という言葉に、我反応す。
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「古事記・日本書紀」で、この世界が生まれた時に高天原にまず現れた神の名に「むすび (むすひ)」が使われている。如何に古から重要な言葉だったことかが判るはずだ。そこには「生」、そして「再生」と向合う日本人ならではの聖なる観念が埋め込まれている。それは与えられるものではなく、私達一人一人からの心の働きかけがあって「万物は神が宿す」の観念だ。だから、まずはそこに…

■ 曲は「Larry Carlton - Put It Where You Want It」


 


Blog「処々起承転撮」古事記・日本書紀:記事…07,08,09

2018年05月01日

- 別Blog「処々起承転撮」で趣味の「写真」と「音楽」について書いている。
- 撮りためた写真の中から一枚、そこに思い浮かんだ音楽(曲)とのセット「写真∽音楽」で記事にしているもの。
- 時には真面目に、時には洒落で、好きな写真と好きな音楽でひとり丁々発止とでも言ってよい。
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- いつしか、それらの中に「古事記・日本書紀」絡みの記事も増えてきたので、
- 整理がてらこの場にリストアップを、一回につき3記事づつ拾っていきたいと考えている。


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07 ■ ShoSyoShuSyuSha 053:[ Dont Look Back ] Subterranean Homesick Blues

 
 ●「処々起承転撮」- ShoSyoShuSyuSha 053:[ Dont Look Back ] Subterranean Homesick Blues 
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■ 写真は「東霧島(つまきりしま)神社:鬼岩階段」

高千穂の峰に鎮座していた「霧島神社」は、噴火で被災し分社遷座繰り返し霧島六社となる。
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その内の一社がイザナギ・イザナミを祭る「東霧島神社」で、ここには鬼が一夜で作ったという本殿への参道「鬼岩階段」がある。振向かずに登り切れば願いが叶うというゴツゴツの岩で作られた階段。「~しちゃいけない」と葛藤しながらの不規則な階段を登る十数分。黄泉の国へイザナミを追って行ったにも拘わらず、約束を破ッたが為に逆に追われる身になったイザナギの想いも頭を過ぎる。よしっ振り返らないぞ!

■ 曲は「Bob Dylan - [ Dont Look Back ] Subterranean Homesick Blues」

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08 ■ ShoSyoShuSyuSha 056:Hurt / In My Life / I'm So Lonesome I Could Cry

 
 ●「処々起承転撮」- ShoSyoShuSyuSha 056:Hurt / In My Life / I'm So Lonesome I Could Cry 
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■ 写真は「阿波岐原(あわきがはら):みそぎ池」

約束を破りイザナミから逃げるイザナギは「筑紫の日向の橘の小門(おど)の阿波岐原」に至り、禊(みそぎ)を行う。
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宮崎市の海沿いに広大な松林がある。名を「阿波岐原」と言う。シーガイアで全国的にも知られることになったその施設の、正にその足元にイザナギが禊を行った「みそぎ池」がある。穢れを払うイザナギからは様々な神が産まれ出るが、最後に顔を洗う時に産まれたのが、アマテラスにツキヨミ、そしてスサノヲだ。今に繋がるこの国の誕生がこの場所にある。耳をすませば、神聖な場所を包むように呟きの如き神聖な唄声が聴こえてくる。

■ 曲は「Johnny Cash - Hurt / In My Life / I'm So Lonesome I Could Cry」

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09 ■ ShoSyoShuSyuSha 059:時間よ止まれ

 
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■ 写真は「青島神社」

「海幸山幸」で知られる山幸彦とその妃の豊玉姫(とよたまひめ)を祭るのが「青島神社」だ。
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「山幸彦」は天孫降臨した天津神ニニギの子、「豊玉姫」は国津神オオワタツミノカミの娘である。お産する姿を見ないで、の約束を破り見てしまった山幸彦に、豊玉姫は恥ずかしさ際まって郷に帰ってしまう。しかし恋しさは募るばかりで歌を詠み送る。送られた山幸彦も姫を想い歌を返した。その歌を判りやすく今風に言い換えてみれば、「あぁ私が添い寝した愛しい妻よ、永遠に忘れることはないよ。罪なやつさ、あぁパシフィック、碧く燃える海。どうやら、俺の負けだぜ」だ。

■ 曲は「矢沢永吉 - 時間よ止まれ」